観葉植物は他の一般的な植物に比べるとお手入れも簡単で、基本的にはこまめに世話をしなくても元気に育ちますが、季節ごとに異なる育て方がある種類もあります。
特に1年の中で最も注意が必要なのが冬で、地域によって気温の違いはあるものの、観葉植物は暑さに強く寒さに弱い傾向がありますので、気を付けなければいけません。

春は冬の寒さを越えた観葉植物にとって成長期となる時期ですので、気温が暖かくなるにつれて、徐々に日差しを当ててあげるようにし、ますます強くなる夏の日差しに向け、たっぷりと水やりも行って育てるのがポイントです。
秋にはやがて成長が止まり、冬を越すための準備期間に入りますので、水やりや肥料を与える量を調節し、丈夫な状態を維持することを心がけます。
冬になると室外での飼育が困難になり、室内では暖房によって空気が乾燥気味になりますが、水のやりすぎに注意し、加湿器などで湿度を一定に保つようにするといいでしょう。

このように、観葉植物には季節ごとに異なる育て方があり、基本的に水やりは気温が高い時期は多め、気温が低い時期は少なめというのが一般的です。
それぞれの観葉植物に最も適した飼育方法で育てることはもちろんですが、季節によっても異なる育て方があるということを覚えておきましょう。