観葉植物には様々な種類があり、それぞれの好む環境にも違いがあります。そのため、温度や湿度、日光の当たり具合といった点から考慮し、一番適した置き場所を選ぶ必要があります。

もともと、観葉植物は熱帯・亜熱帯地域が原産で、基本的に寒さに弱いため、冬は屋外に出さず、室温も氷点下にならないように調節する必要があるとされていますが、種類や地域によっては冬でも屋外に置いておける場合があります。

また、湿度においては多湿な環境を好む観葉植物が多く、室内での冷房や暖房といった空調によって、乾燥しやすい状態にある環境はあまり望ましくありません。中には、乾燥に強い観葉植物も存在しますが、ほとんどが乾燥に弱いですので、もしも乾燥しやすい場所に置く場合はこまめに霧吹きするなどの工夫が必要です。

このほかにも、観葉植物だけに限らず、植物は生きていく上で光合成をしなければいけませんので、適度な日光が射す環境下での飼育が適しています。