肥料の与え方について 観葉植物の成長を支える肥料について、各種類別にご紹介致します

肥料の種類について すこやかに成長を支える肥料

観葉植物に使用する肥料には主な成分として、リン酸や窒素、カリウムが含まれており、葉や枝の成長はもちろん、花の開花を促したり、根を強くするといった効果もあります。 他の植物と比べると、観葉植物はそれほど肥料を与えなくても育つ植物ではありますが、適切な時期と使用方法を守って肥料を与えれば養分を効率良く吸収することができます。

肥料を与える時期の目安としては、5月~9月頃の生育期に与えて、11月~3月頃の休眠期にはほとんど肥料を与える必要はありません。使用方法については、肥料の種類によってそれぞれ異なりますので、しっかりと理解した上でお使いください。

肥料の種類について

有機質肥料
動物の糞や植物といった生物を使った天然養分からなる肥料で、即効性がなく効果を発揮するまでに多少の時間を要しますが、効き目に持続効果があり、もし与えすぎてしまっても肥料焼けを起こすことがありません。
ですが、特有の臭いがありますので、室内で使用する場合は用土に混ぜて使ったり、無臭の有機質肥料を選んで使うといった工夫が必要です。
無機質肥料
有機質肥料とは対照的に、化学的に合成された養分からできているため、無臭でありながら即効性に優れている肥料です。
有機質肥料に比べて、効果が強いものが多く、余分に与えすぎると肥料焼けを起こしてしまうことがありますので、使用する際は十分注意してください。

肥料の形状について

固形型 固形肥料は観葉植物の植えられている土の上に置いておくだけの置き肥で、ゆっくりと自然に溶け出して土に浸透していくため、持続性に優れています。
液体型 液体肥料には、原液をそのまま使うタイプと水に薄めて使うタイプがあり、液体状ということで即効性に優れた肥料となっています。
粉末型 粉末タイプの肥料は、水に溶かして液体肥料と同様の使い方をしたり、土に混ぜて使ったりすることができます。
粒状型 粒状の肥料は土に混ぜて使うのが一般的な使い方となっており、即効性に優れているものから持続性に優れているものまであります。

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