オリヅルランの飼育方法 斑点が特徴のオリヅルランの飼育方法を理解して、その美しさを維持しましょう

オリヅルランの飼育方法 斑点で判断 植物を元気にする秘訣

オリヅルランは緑色の細長く柔らかい葉が特徴的で、白色や黄色、黄緑色などの綺麗な斑が入った種類がとても人気の観葉植物です。

このオリヅルランの中にはいくつかの種類があり、葉の外側に白い斑(ふ)があり、中央が緑色の葉のものをソトフオリヅルランといい、これとは対照的に中央に白い斑があり、外側が緑色の葉のものをナカフオリヅルランといいます。この斑の色の違いは株の状態によって異なり、十分に栄養が足りていると黄色や黄緑色となり、栄養が足りていないと白くなる傾向があります。

オリヅルランは日光を好み、日当たりや風通しのいい場所に置くことでとてもよく成長しますが、夏場のような暑い時期の強い直射日光に当てすぎると、葉焼けを起こして葉先が枯れてしまいますので、適度に日の当たる場所に置く必要があります。もしも日陰に置いて飼育する場合は最低でも5℃以上を維持し、定期的に日光浴をさせてあげるだけでも問題なく成長していきますので、ぜひ覚えておきましょう。

水やりについては、鉢の表土を確認し、乾いていたら鉢の底から水が流れでるくらいたっぷりと与えてください。成長期である4月~9月は特に吸収力が強く、乾きやすくなる時期ですので、こまめに水を与えて水不足を防ぎ、秋から冬にかけての寒い時期は水やりの頻度や量を少なくしていき、いつもよりも乾燥した状態を保つようにしましょう。

肥料は春から秋にかけて、置き肥を一ヶ月に一回、または液体肥料を一ヶ月に二回といった頻度で与えると、綺麗な斑の色を維持することができます。

このほか、オリヅルランは根の成長がとても早いので、毎年5月~9月頃を目途に、一年に一回は植え替えを行うようにし、根詰まりを防ぐ必要があります。

それに伴い、株は徐々に大きくなっていきますので、その度に一回り大きな鉢に変えていき、それ以上大きくしたくない場合は株分けを行い、別の鉢に分けて育てるようにしましょう。

小さな鉢なら植え替えもこまめに!

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